に限らずである) + のみならず / ばかりかはもとよりの / である + 上(に)である) + のみならずな / である + ばかりか / 上(に)下のみならず / ばかりか / 上(に)~に限らず => 範囲は~だけでなく、更に広い範囲のものも含む
名詞 + に限らず
後には、「ほかにも」という意味を表す「も」や、更に広い範囲を表す言葉(皆・様々な・いつもなど)を使った文が来る。
この記念館は、休日に限らず一年中入館者が多い。
うちに限らず近所の住民は皆夜中のバイクの音に悩まされている。
近年、地方の町に限らず大都会でも書店の閉店が相次いでいる。
~のみならず/~のみか => ~だけでなく、ほかにもある
名詞 + (である) + のみならず
ナ形容詞 + (である) + のみならず
動詞普通形 + のみならず
硬い言い方。「~に限らず」と違って、同じレベルの他のものも同様だという場合にも使える。後には、「他にも」という意味を表す「も」を使った文が来ることが多い。
電気代のみならず、ガス代や水道代も値上がりするようだ。
与党のみならず、野党も党首の選出には慎重だ。
石井さんは、差別的な発言をしたのみならず、それについて謝ることもなかった。
~ばかりか/~ばかりでなく => ~だけでも十分なのに、更に他のことも加わる
名詞 + (である) + ばかりか
ナ形容詞 + な/である + ばかりか
動詞普通形 + ばかりか
前の文で普通ではないことを言い、更に後の文でも意外性を感じさせる他のことを加える。後の文では「他にも」という意味を表す「も」を使うことが多い。また、働きかけの文は来ない。
発見が遅れたばかりか対策にも手間取ったので、牛の病気が広がってしまった。
Aコースの山道は、初心者には危険なばかりか、途中の景色もあまり良くない。
友達ばかりか親兄弟も彼の居場所を知らない。
~はもとより => ~は勿論、他もそうだ
名詞 + (助詞) + はもとより
硬い言い方。話者が当然だと思っている例を示す言葉につく。後には、その他の例を加える。「他にも」という意味を表す「も」を使った文が来ることが多い。
煙草は本人はもとより、周りの人にも害を及ぼす。
家族で外国に滞在している人は、自分の健康管理はもとより家族の心身の健康にも気を配ったほうがいい。
この学校では、教室内ではもとより教室の外でも禁煙を守ってください。
~上(に) => ~だけでなく、更にいいこと・悪いことが重なる
名詞 + の/である + 上(に)
ナ形容詞 + な/である + 上(に)
動詞普通形 + 上(に)
前後には同じ評価の言葉(プラスのこととプラスこと・マイナスのこととマイナスのこと)が来る。反対のことや関係ないことは来ない。後には、働きかけの文は来ない。
田中さんには仕事を手伝ってもらった上に、仕事の後、ごちそうになった。
ここは空気が綺麗な上、近くに明るい所がないので星がよく見える。
今日は寝不足の上、少し熱がある。早く帰りたい。